レーザー育毛や赤色LED育毛と聞くと、実態のない治療法だけに「あやしい」「よくわからない」と感じるかもしれません。
低出力レーザーの発毛効果は日本皮膚科学会発表のAGAガイドラインでも認められており、薄毛対策に推奨されています。レーザー育毛機器を購入する際の選び方や注意点をご紹介します。
育毛機器の品質はピンキリである
まず、育毛機器（育毛レーザー機）であればどんな商品でも同じ、という訳ではありません。これは何にでも言えることでしょうが、安かろう悪かろうでは意味がありません。
ただし、価格が高いから全てが良い商品、価格が安いから全てが悪い商品、という訳でもありません。
ですので、購入前に、しっかりと内容を確認し把握し選択することが大切です。
LLLTとLEDの大きな違い
現在、育毛機器には２種類あります。
LLLT（（Low-level laser therapy）と赤色LEDです。どちらも赤い光を発するため、同じような効果が得られると思われがちですが、実際は、全くの別物です。
LLLTは低出力レーザーであり、LEDは光です。
FDA（アメリカ合衆国保健福祉省）が育毛効果を認可したのは、LLLT、つまり低出力レーザーです。ヘアマックスはこのLLLTを使用したデバイスです。
現在、日本国内で購入できる育毛機器は、LLLTのものとLEDのものが混在しています。安価なものはLEDを使用したデバイスが多いです。これらはFDAが認可した商品ではありません。
LLLT（低出力レーザー）とLEDの違い
LED
- LEDは「650nmに近い光」
- LED光線は波長が分散
- LEDでレーザーと同じくらいの効果を得るには数倍～１０倍程度の時間をかけて照射するか、もしくは光量（光の強さ）を数倍に増やす必要がある
- LEDの育毛レーザー機は、FDAの認可を受けるに至ってない
- マウスによる実験で、確かに発毛効果は認められたものの人体による臨床データがない
- LEDはレーザーよりも安いため、安価で製品を製造できる。
- LEDは頭皮の表面までしか届かないため、頭皮の表面的な問題の改善や活性化に限られる
- LEDは傷や炎症の鎮静化や皮膚の安定化など頭皮の表面的な改善が目的
- LEDはレーザーダイオードと比較して安価
LLLT（低出力レーザー）
- レーザーは「650nmのレーザー光」強い力
- レーザーのエネルギーは単一の光波長、直線的にしっかりと毛包に届く
- LLLTはすでに30年間以上、欧米で使用されている
- 実際に英文で2,500以上の論文が世界中で発行されている
- 人体による実験結果が多数あり、臨床結果報告がある
- LLLTの育毛レーザー機（ヘアマックス）は、FDAが行う厳しい検証実験にパスし薄毛治療として信頼のおける技術である
- レーザーは皮膚の奥まで浸透し毛根部の毛母細胞や毛乳頭細胞を刺激し、活性化させる、LEDとの大きく異なる重要な部分
- LLLTは髪の直接的な成長を高め、育毛を促進
アメリカやヨーロッパの医師は髪と頭皮問題を対処するために、LLLTとLEDを使用しますが、それぞれに効果の目的の違いがあるためです。
結論：育毛には低出力レーザー
オンラインショップなどで比較すると、LED光を用いたものが目立ちます。これはLEDのコストが安いためです。ただ、目的はあくまでも炎症を抑えたり、頭皮の表面を改善する役割のみ。決して毛包を刺激して育毛を助けるものではありません。
育毛機の中にはまれに、LEDとレーザーの両方を使用した育毛機もありますが、ヘアマックスは、100%低出力レーザーを用いたデバイス。強力なレーザー光線が毛包にしっかりと到達、さらに特許取得済みの髪を書き分ける「くし型構造」や、レーザーも密接に配置され、しっかりとした効果が出ます。さらに、唯一臨床試験を行い、6つの医学系雑誌に試験結果が掲載されています。もちろんFDA認可を取得した初の低出力レーザー育毛機です。
つまり育毛には低出力レーザーを、そしてデバイスにはヘアマックス、これ一択です